オフィスの私のデスク。引き出しの一番手前、最も取り出しやすい場所に、私の30年来のお護りが鎮座している。5㎝✖3㎝くらい、楕円形の小さなものだ。鉄だろうか、何かの金属製の鋳物で、小さいわりにはズシリと重い。姿形に関しては、私の文章力では表現できない。口では言い表せないヌルリとした微妙な形状、としておく。掌に乗せて凹みに親指を置くと気持ちよくすんなり納まる。色は金一色に塗られている。

　表面と裏面に文字が彫り込んである。表面に彫られているのは「大丈夫　しんぱいするな　なんとかなる」であり、裏面には「Don`t  worry」とある。

　石ではないのに、私はこのお護りに「だいじょうぶだ石」と名付けているのだが、何であれ難しい問題にぶつかった時、この「だいじょうぶだ石」をそっと握ると、不思議に心が落ち着いてなんとかなりそうな気持になってくるのである。

　　　　　　　　　　　　　　　（2024/06/07）

（妻の病状）

　昨日、胃瘻を設ける手術をした。その後痛みが出たので痛み止めの薬で治めた。

　熱は37.8度の微熱が出ている。胃瘻手術によるものか、これまでと同じ原因かは分からない。

（歯が抜けた）

　昼ご飯を食べている時、前歯がとれた。この前と同じ歯だ。前回は応急的に接着していたがそれがとれたもの。今までの歯医者さんが廃業したので新しい歯医者さんを捜さなければいけない。

　　　　　　　　　　　　　　　　（2024/06/07）