2024-06-12
1501)今朝のニュースから
『6月11日夜、岡山県〇〇の前池で、近くに住む80歳の男性がおぼれて死亡しました。警察によると、11日午後7時ごろ、男性のひ孫(6歳女児)が池にはまったため、男性は助けようと池に飛び込みました。その後、ひ孫は自力で岸に上がりましたが、男性は姿が見えなくなったということです。警察の機動隊が捜索した結果、午後8時過ぎに池の中で男性を発見、病院で死亡が確認されました。男性がおぼれた前池は約100m四方で、水深はわかっていません。』
何よりも80歳という年齢に注意をひかれた。私と同年代だ。私なら、この年になって水に飛び込む勇気が湧くだろうか。泳ぐのは得意ではない。しかも最近の体力の衰えを考慮に入れなければならない。まだ水は冷たいし、午後7時と言えばもう薄暗いはずだ。
日頃、よほどに可愛がっていたひ孫だったのだろう。そんな時間に、散歩にでも連れて行ったのだろうか。可愛さと責任感でとっさに飛び込んだのかもしれないが、大声で人を呼ぶとか何か他の方法はとれなかったのだろうか。『その後、ひ孫は自力で岸に上がりました』という喜ばしい結果を聞くと、なおさらその感を強くする。
そしてひ孫のことである。彼女はこれから先、この事件を忘れることは出来ないだろう。思い出してどんな気持ちになるだろうか。トラウマにならないだろうか。
色々と思うことは多かった。
(2024/06/12)