今日、6月21日は夏至である。夏至とは、北半球において、1年のうちで最も昼の時間が長くなる日をいう。

　長い昼間に、太陽の熱が地表を温め、温まった地表がだんだんと大気に熱を伝え、気温が上がってゆく。夏が到来することになる。

　かくして夏至と時間差をおいて、7月下旬から8月中旬にかけてが最も熱くなる。その間、梅雨前線が日本の気温の過度な上昇を抑えているらしい。

　以上は今朝の新聞で仕入れた夏至にまつわる知識である。同じ日の新聞に、サウジアラビアのメッカで最高気温が51.8度に達し、巡礼中のイスラム教徒900人以上が死亡したという怖ろしいニュースも伝えられている。梅雨を嫌いとばかりは言っておられない。

　　　　　　　　　　　　　　（2024/06/21）