今日は午後、妻の見舞いに行く予定だ。誤嚥性肺炎で40度の高熱が出て、救急車で運ばれて緊急入院してからもう3ヶ月が経つ。その後、当初の急性期病院から慢性期の病院に転院した。

　高熱がおさまっても、毎日のように37度台の微熱が出ては治まるという繰り返しで心配したが、その微熱もあまり出なくなった。身体の方は落ち着いてきたようである。

　しかし、認知の方はその間も少しずつ進行しているように思える。私が行ってもほとんど反応を示してくれなくなった。喜ぶそぶりも見せずに、何か分からない独り言をつぶやいている。あるいは、私を責めているのかもしれないと思ったりする。あの独り言を聞いていると、グループホームに入居させたり、入院させたり、自分で世話しないのはつれないじゃないか、と言っているのじゃないか、そんな気にもなるのである。

　　　　　　　　　　　　　　（2024/07/19）