今朝の読売新聞一面、「日本人86万人減　過去最大」という見出しの記事が目に付いた。総務省が発表した今年1月1日現在の国内の人口統計らしい。記事によると日本人は1億2156万1801人で、前年から86万1237人（0.70％）減ったということだ。日本の人口のピークは2009年で、以来15年連続で減少しているが、昨年の減少は数、割合ともに過去最大の減少幅だったとある。

　一方で、国外からの転入者数は60万人余で過去最多で、その結果外国人の人口は332万人と、過去最多を更新したともある。これら日本人と外国人を合わせた総人口は、1億2488万5175人で、前年から53万1702人（0.42％）の減少であったらしい。

　毎年、日本人が減り、外国人が増えていったら、外国人の割合が多くなることは言うまでもない。最近、街中で行き交う通行人に外国人が増えたなあ、と感じていたが、それを数字で示してくれた記事だった。

　外国語でやり取りしているグループ、自転車で駆け抜けてゆく学生らしき雰囲気の一団、見るからに中東の雰囲気をもつ髭の男性、子供連れの夫婦・・・

　労働者不足の日本の現状では、これからますます外国人の割合が増えてゆくのだろうと思う。

　　　　　　　　　　　　　　　（2024/07/25）