
2025-04-17
1988)パーキンソン病に新しい治療法
私もその病気に取り付かれてしまった一人だが、パーキンソン病は、ドパミンという物質をつくる脳内の神経細胞が減り、脳からの指令が全身に行き届かないために手足が震えたり、体が動きにくくなったりする神経の病気である。国内に約25万人の患者がいるといわれる。
脳にドパミンを補充する薬物療法で症状を抑えるが、しばらくすると薬が効きにくくなり、症状が進む。進行性の病気で治癒することはない。
報道だけで詳しいことは分からないが、他人のiPS細胞を患者の脳に移植してドパミンを作り出すかを調べ、安全有効であることを確認したらしい。種々の症状も改善されたという。
この年齢になっては、もうiPS治療の恩恵にあずかることはないと思うけれど、朗報である。同じ病気で苦しむ仲間達のためにも、一日も早く実用化されて欲しいものである。
(2025/04/17)