大谷旋風に煽られて、日本のプロ野球のことは、このところ私の念頭から薄れていた。その日本のプロ野球も、セパ交流戦が終わろうとしている。残された試合は今日のロッテ対巨人戦のみとなった。

　そして結果は、ソフトバンクが9度目の優勝を飾った。面白いのは全12球団の順位である。1位から上位6位までの上位をパリーグの6チームが独占した。その結果当然のことながら、セリーグの6チームは、7位から12位までの下位に居並ぶこととなり、パリーグとセリーグが上位と下位に綺麗に分かれてしまった。

　昔から人気のセリーグ、実力のパリーグと言われてはきた。しかしこれほどまでに如実に成績に表れると、なんとも言いようがない。

　そのうちには、セリーグ側から交流戦廃止の提案が出てくるかもしれないな、とつまらぬことを思ったりしている私である。

　　　　　　　　　　　　　　　　（2025/06/24）