2026-05-21
2183)優柔不断(ホームの日常)
8時、出勤。まだはっきりしない。降ってはいないが、すぐにも降りそうだ。タクシーを呼ぼうか、歩こうか、決断できない。さんざん悩んだ末に、1000円でおつりのくるタクシー代を倹約し、片手に杖、片手に傘を持ってホームを出た。
駅に着く20分の間に降らなきゃいいや、と思っていたところが、ホームを出てすぐに降り始めた。子糠雨というのだろうか、細かくてしとやかな雨である。濡れてもたいしたことのない雨だったが、タクシーを捕まえることに方針を変えた。
反対車線に渡り、走って来るタクシーに手を挙げながら歩いた。タクシーは次々に来るが、みんな乗車中だ。そのうちに道程は半分を過ぎ、そして駅まで残り少なくなった。こんな近場をタクシーに乗るのは勿体ないという気になってきた。
結局、片手で杖を突き片手で傘をさしながら、駅まで歩き通したのだった。優柔不断のお蔭で1000円のタクシー代が浮いたという、今朝の出勤時の風景でした。チョン、チョン。
(2024/05/21)
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