三連休の初日、サッカー観戦に行きました。３人の息子がみんなサッカーをやっていましたので、昔は妻と一緒に弁当持参でよく応援に行ったものです。小学・中学の頃は試合の度に何はさておき応援に駆けつけましたし、高校に進んでからも嫌がられないようにこっそり見に行ったものでした。しかし息子達が大きくなってからはサッカーとは無縁の生活に戻っていました。
　北九州に「ニューウェーブ北九州」というプロのサッカーチームが出来たということは聞いていましたし、時々小倉駅前で選手達がチラシを配っている姿を目にしたこともありました。「がんばりなさいよ」という気持ちがない訳ではありませんが、それ以上に試合を見に行く気持ちになったことはありませんでした。　妻が友達から試合のチケットを貰ったのがそもそもの始まりです。友達は何かの抽選に当ったのだとかでそのおすそ分け。せっかく貰ったのに行かないと義理がたたないというのです。天気も良かったし、会場は近いし、という訳で二人で出かけました。
　それが以外に面白くて熱中しました。相手は「岡山ファジアーノ」というＪＦＬでは上位、北九州よりも格上のチームです。前半は岡山がやや押し気味。双方にチャンスはあったものの得点に至らず双方無得点。後半始まってすぐに岡山が初得点。このまま押し切られるかと思いきや、それからの北九州の動きがすばらしく、立て続けに３得点を挙げて見事な逆転劇。得点の度に興奮し、思わず立ち上がって声援をおくっていました。息子達を応援していた頃の熱い気持ちが蘇っていました。
　蛇足ながら、「宮川大輔」選手という漫才師みたいな名前の選手が大活躍で、３得点すべてに絡みました。（漫才師は調べてみたら宮川大助・花子さんでした。）
　同じ日にお隣の「大分トリニータ」はナビスコカップという全国杯を獲得、日本一になって県をあげて大騒ぎしていました。ニューウェーブ北九州もそのうちＪリーグに昇格して、何時の日かそんな喜びを北九州にもたらしてくれるかもしれません。