2009-01-19
30)日本産業カウンセラー協会 2009.1.19
主な活動は企業や団体等から委託を受けたカウンセリングや講演活動、常置の相談室におけるメンタルやキャリアに関するカウンセリング、産業カウンセラー養成講座の開催、一般の人達を対象とした公開講座、会員の能力向上を目的とする会員研修会の開催等、その活動内容は多岐に亘っています。特に傾聴訓練を重視した、7ヶ月間におよぶ産業カウンセラー養成講座は人気があり、九州支部でも毎年300名を超える修了者を出しています。
私はその九州支部の副支部長(総務部長兼務)をおおせつかっています。協会にかかわってからの日が浅く、その上カウンセリングの力も弱い私には非常に荷の重い役目です。支部役員選出時のことの成り行きから逃げられない状況に陥ってしまい、ままよと引き受けてしまいました。以来、なんとか一年数ヶ月が過ぎました。
みんな仕事を持ちながらのボランティア団体だけに、会議はいつも平日の夜か、日曜日です。いつも侃々諤々、熱心な議論が繰り広げられ、そして実際の活動に移されています。例によって、昨日の日曜日も運営幹部会がありました。昨日は社会貢献のためのボランティア活動として、派遣切りや雇い止めに遭った人達を対象としたカウンセリング活動が出来ないかという議題もあり、熱心に議論されました。
この一年余、私にとっては毎日が学びの連続でした。企業勤めでは得られない貴重な仲間が生まれました。自らを犠牲にしてボランティアの世界に力を注ぐ多くの人達に感動しました。会員のあくことのない向上心の高さ、勉強意欲には頭が下がりました。組織が、そして世の中がいろんな人達の力で支えられていることを実感できました。
自らの世界を大きく広げてくれた協会に感謝しながらも、5ヵ月後、6月に予定されている支部の総会で、その役目を終えさせていただきたいと考えています。分不相応な荷を降ろしたいと思います。