2010-07-09
183)ご無沙汰です 2010.7.9
参議院選挙が明後日に迫りました。選挙区が広くて手が回らないのかもしれませんが、選挙カーをほとんど見かけません。静かな選挙戦というのでしょうか。福岡選挙区の候補者看板を眺めても、どのポスターも知らない名前ばかりです。今までどこで何をしてきた人達で、これから国のために何をしようという人達なのでしょうか。一方比例区にはタレントやプロスポーツ選手やオリンピックのメダリストやらがゴロゴロ顔を並べて、何だか盛りを過ぎた有名人の退職後再雇用の場みたいな様相です。
かって参議院は良識の府と言われました。緑風会という衆議院の政党とは一線を画した有識者・良識者達の会派が幅を利かせていましたし、それなりの存在感がありました。今の参議院はどうなのでしょうか。私には政党同士の党利党略で動いている、いわばミニ衆議院のようにしか見えません。しかも衆議院議員になりたくてなれなかった二流政治家の集まりでしかないように思えるのです。その上参議院議員は任期が6年、解散もない参議院では、何ら実績がなくても、何もしなくても、いくら景気が悪くなっても6年間は身分保障されるという結構なご身分です。
加えるに選挙の結果次第によっては、衆議院との間にねじれが生じて、国家の重要な政策は何も決まらないという不幸な事態がおこることも、かって経験しました。
こんな参議院は思い切って潰してしまったらどうでしょうか。衆議院だけの一院制にした方が何倍も効率的ですっきりすると思うのですが如何でしょう。どこの政党もそれを言わないのが腹立たしい思いです。やっぱりろくでもないことを書いてしまいました。