2010-08-03
188)猛暑 2010.8.3
事務所の中、机についている間は、快適な冷房に守られてなんとも感じなかった。昼食を摂りに外に出た。ビルを出た途端に襲ってきた猛烈な暑さ。照りつける太陽、焼けたアスファルト、上から下から容赦なく熱気が襲ってくる。思わずたじろいだ。
いつもの定食屋まで、たかだか150メートルほどの距離が地獄に思えた。大通りの向こう側に渡る陸橋の上の暑さはまた格別だった。太陽に近づいたせいか、と根拠もないことを考えた。定食屋には客が少なかった。「こんなに暑い中じゃ、客もこんわなあ」と老主人のあきらめ顔が寂しげだった。食べ終わって、再度地獄を通って天国に戻ってきた。冷房で生き返った。
こんな暑さが続くなら、明日は朝の出勤時に、駅で弁当を買ってきたほうが利口かもしれない----と考え始めている。