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てげてげブログ
2010-11-30

236)実技指導者研修会

  今年度の産業カウンセラー養成講座が、7ヶ月におよぶ全過程を終了してから、既に3週間が経過しました。この講座の際立った特徴は「傾聴」を習得するための面接実習に力点を置いていることです。受講者は6~7名のグループに分かれ、カウンセラー役、クライエント役、観察役を順繰りにつとめながら、傾聴の基本的態度や技法を繰り返し実習し、相互研鑽を重ねます。その際のファシリテーター役を担うのが実技指導者です。

  来年講座開講に向け、その実技指導者のレベルアップを図り、受講者により充実した面接実習を提供するための研修が始まりました。今年は3回、合計6日間の研修が予定されています。
  この前の土日の2日間、その第1回目の研修がありました。場所は熊本、九州の7県から実技指導者、数十人が参集しました。初めてお会いした方も何人かいらっしゃいました。

  講義も一部ありましたが、グループでの相互研修が主体でした。参加者それぞれの経験に基づいた色々な考え方や、やり方に触れ、学ぶことが沢山ありました。この歳をしてまだまだ学びの連続です。カウンセリングの世界にはここまで、という終点はないようです。一つ山を越せば、目の前にはまた次の山が聳えています。

  残念だったのは、会場の底冷えのする寒さに負けて風邪をひいてしまい、体中ゾクゾク、ガタガタ、コートにマフラーを着込み、体調不良のままで2日間を終えたことです。

  嬉しかったのは、4年前に実技指導者の育成を目的とした、9ヶ月間の講座を、励まし合いながら共に受講した仲間12人、全員が揃っての食事会が催されたことでした。研修会の機会を捉えて、熊本の仲間達が企画してくれたのでした。楽しい一夜でした。会食の間は、暖かい会場とアルコールの助けを借りて風邪のことを忘れることが出来ました。(2010.11.30)

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