2011-02-16
263)斎藤祐樹投手
他の選手も大勢いるのに、なんで斎藤ばっかりと苦々しい気持ちで見ている。しかも祐ちゃん、祐ちゃんと、ちゃん付けの報道には虫唾がはしる。
斎藤選手の甲子園での活躍は目覚しかった。大学での活躍も素晴らしかった。甘いマスクもいい。話をさせても、立ち居振る舞いも、礼儀正しくて好感がもてる。人気があって大勢のファンが押し寄せるのは自然なことだと思う。ファンが大騒ぎするのはちっとも構わない。
しかしマスコミまでがなんで・・・ファンに迎合して、さらにそれを煽り立てるんだ、と思う。今年活躍しそうな選手、成長した選手、昨年の不調から復調した選手、まだまだ頑張っているベテラン選手と、報道のネタは一杯あるはずではないか。新人の中にだって斎藤より活躍出来そうな新人がいるかもしれない。
プロスポーツの選手には、目立ちたがり、注目されたがりの人種が多いのではないかと思う。斎藤ひとりに偏った報道に、不満を感じている選手も大勢いるのじゃないだろうか。
しかも斎藤が本シーズンで全く活躍できない可能性だってゼロではない。過去にだってそんな選手は大勢いた。不幸にしてそんなことになったら、現在の過度なフィーバーぶりが、将来、斎藤に心の負担となってのしかかる可能性だってある。
マスコミというのは、どうしてこうも一点集中、しかも同じ方向を向きたがるのだろうか。(2011.02.16)