2011-02-09
260)議員報酬半減
これまでの経過を思い出してみました。名古屋市の河村市長が、現行の市議報酬1600万円を800万円に半減するという提案をしました。しかし市議会で否決されました。それを不満とした河村市長とその支持者達は市議会解散の署名集めをし、結果、住民投票に至りました。住民投票では圧倒的な賛成で市議会解散が決まり、ちかく市議選が実施されることになりました。河村市長は自分の政策を実現するために、「減税日本」という地域政党を結成し、自分の政策に賛同してくれる候補者約40人を擁立、市議会で多数派を形成しようとしています。
このまま選挙に臨んだら自分は落選してしまう、今まで反対してきた議員報酬半減案だけど、なんとか当選するために一転賛成しようじゃないか・・・・・民主党市議団の方針変更はどうせその程度のものでしょう。
報酬半減は本音では今でも反対だ、しかし議員の席を失って報酬がなくなることに比べたら半分の800万円でもないよりはずっとましだ・・・・・だから・・・・・私は議員報酬半減に賛成、賛成、賛成で~す。だから私に投票してくださ~い。
節度がない。みっともない。あさましい。さもしい。きたない。この場面に適当な言葉はもっともっとあると思うのですが、語彙不足で思い浮かびません。
だいたい市会議員ごときに1600万円もの報酬を払っているという現実にびっくらたまげました。多分、名古屋市だけでなく他の地方自治体でも似たようなことになっているのでしょう。
地方議員なんてある種の名誉職として、半分ボランティアくらいの気持ちで務めてもらったらと思うのですが・・・。(2011.02.09)