2012-06-21
403) 真昼の飲み会
数年前のことである。幹事役のある先輩から「 これこれこういう会合があって、きみを会員に加えることが決まったから、出てきんしゃい 」と承った。以来、この会合には出来るだけ出席するようにしている。
この会は、現役社員にははなから入会資格がない。会社を卒業しても、自動的に会員になれるわけではない。私的な会合だから、後輩たちを入会させるかどうかについては、先輩たちの好き嫌いが大きく影響する。近年、誰かを入会させようという話が、先輩たちからなかなか出てこない。新入会員が入ってこない。したがって私が座る席はいつまでも隅っこのままだ。
美味しい料理をいただき、お酒を飲みながら、近況の話、昔の話、話題は尽きることがない。長い人生を歩いてこられた先輩たちの含蓄のある話を聞いているのは楽しい。昔の悪童にもどった気分でそんな話にチャチャをいれるのも楽しい。今日もまた楽しい時間が過ごせるだろう。
ほどなく会社を早退する。社員のみなさんごめんなさい。(2012.06.21)