2012-06-01
399) 肥満
10年以上20年も前になるだろうか。アメリカの東海岸と西海岸を、それぞれ1週間ぐらいずつ旅行したことがある。
いまだに強く印象に残っていることの一つに、肥満の人が非常に多かったということがある。肥満と言っても日本人の肥満とはケタが違うというか、質の違う超肥満だった。100キロどころか、200キロもありそうな、かっての大相撲の小錦級に太った人たちが身体をユサユサ揺すりながら歩いている姿をいたるところで見かけた。
それまでに見たことのない姿だったので、正直なところ気持ちが悪いと言うか、病的なイメージをもったものである。当時よりさらに進行して、ついには政治が乗り出さなければならないほどに酷いことになっているのだろうか。
洋風化した食生活の影響か、最近は日本でも似たような肥満者をたまに見かけるようになった。出来るなら、食べ物や飲み物についてまで法律で規制され、干渉されるような事態にはなって欲しくないものである。(2012.6.1)