2012-07-30
413) ベトナム旅日記ー5 (聞きかじり)
(果物)
ベトナムは果物が非常に豊富である。しかも年中、実をむすぶ果物が多いと言う。バナナ、マンゴースチン、ミルクフルーツ、ドラゴンフルーツ、竜眼、グレープフルーツ、ランブータン、ライチ、ドリアン、マンゴー、モモ、シャカトウ、ジャックフルーツ、等々々々。覚えきれないほどの種類がある。
(犬と猫)
放し飼いしている犬にはちょくちょくお目にかかった。首輪やリードをつけた犬は1匹も見かけなかった。何処かのお屋敷の中で、首輪をつけて高級犬を飼っている人たちもいるのだろうか。
猫はほとんど見なかった。ガイドの説明によると、犬の鳴き声「わん、わん?」にはベトナム語で金持ちという意味があり、猫の鳴き声「みゃー、みゃー?」には貧乏人という意味があるため、縁起をかついで猫を飼わないのだとか。本当か知らん(?)
バスの中から、荷台に犬を数匹入れた檻を積んで走るバイクを見かけた。ガイドの言うには、肉屋に運んでいるのだという。ベトナムでは犬も猫も食べるらしい。
(田植え)
ハノイ近郊の田園地帯では、ちょうど田植えの風景に出くわした。村中の人がみんな出てきたかと思えるように大勢の人たちが揃って田植えをしていた。田植え機械がないので、全部手植えだという。
日本でも何10年か前には、こんな風景があったなあと、懐かしい気持ちになった。
(社会主義体制、対日感情、対中感情)
ベトナムは社会主義体制の国だというが、表面的には特に変わった風景にも出会わない。しかしガイドのふとした一言に体制の違いを感じる。いわく土地は国有だとか、いわく人口増加抑制のために二人っ子政策(中国の一人っ子政策は有名だが)がとられているだとか・・・。
対日感情は良好のようだった。反対に同じ社会主義体制の隣国、中国に対してはあまりいい感情をもっていないように感じた。ガイドの説明の中にも日本に対する好意的な言葉の裏で、中国に対する悪口を何回も聞かされた。もちろん、日本人に対するリップサービスの面があったかもしれない。(2012.07.30)