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てげてげブログ
2012-08-17

422) オリンピック

  オリンピック期間はテレビの前で興奮した。寝不足にもなった。しかしこのブログでは何一つ取り上げなかった。ほとぼりが冷めて、いささか旧聞に属する頃になってから書くというのは、素直でない・・・とは思うが。

(メダル数)
  38個のメダルは過去最多だと日本中が騒いでいる。東京ではメダリストが、全員揃ってパレードをするという。メダルの数は、金も銀も銅も基本的には同じ数のはずだ。総数38個のうち、金メダルが7個というのはいささか少ないのじゃないかと感じていた。

  「国別メダル数ランキング」という表がある。日本の38個というメダル数は、アメリカ・中国・ロシア・イギリス・ドイツに次いで6位である。日本より上位にいるのは、いずれもそうそうたる大国だ。致し方ないとも思う。

  しかしランキング表によると日本は11位に急落してしまう。ランキング表は金メダルの数の順に並べられるからだ。金メダル数が同じなら、次の銀メダル数による。お隣の韓国は総メダル数は28個と、日本より10個も少ないのに、金メダルが11個と多いため、ランキング5位に位置づけられている。隣国に負けていささか悔しい思いがする。

(中本健太郎)
  オリンピック最終日のマラソンでは地元「安川電機陸上部」の「中本健太郎」選手が大活躍した。男子マラソンとしては8年ぶりの入賞だという。あと一歩で4位になるかという見せ場もつくり、結局6位入賞は立派だった。

  駅伝競走を主たる活動の舞台とする安川電機陸上部の中で、スピードのない中本選手は目立たない地味な選手だった。駅伝の選手にも滅多に選ばれず、一時は陸上部の選手を継続できるかどうかという危機にもあったらしい。
  スピードはないながら、無理のない安定した中本選手の走りの特徴から、監督がマラソンを勧めた。そして大輪の花が開いた。

  人には色んな長所があり、短所がある。全然仕事が出来ないと評価されていた人が、別の仕事についたら立派な実績をあげることもある。人間関係で苦しんでいたのに、職場を変わったら生き生きと生き返る人もいる。
  人の適性を見抜くことの大切さを実感した、中本選手の活躍だった。(2012.08.17)
  

  

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