2016-08-17
972) オリンピック
毎日、オリンピックの映像を見て一喜一憂している。
国別メダルランキングでは日本は当初の3位から10位まで下がってきた。
金の数でまず順番を決め、金が同じなら銀が多い方が上位、
という決め方だからランキング上位にゆくには金メダルが必要だ。
これまで日本の7つの金は水泳と体操と柔道の3種目で獲得した。
終盤の残る競技で金メダルがとれる競技が幾つあるのだろうか。
話は変わる。テレビを見ていて思ったことである。
選手の幼い頃の思い出ビデオが紹介される、その中の話だ。
まだ物心もつかない小さい頃から鍛えられて育った選手が多いことに驚く。
父親がかってその競技の選手で、その父親に鍛えられた、という例が多かった。
自分の家に練習場や道場を作って、そこで子供を鍛える親が少なくなかった。
小さい頃から外国に留学して修業させる親もいるらしい。
それほどしないと一流の選手は育たないということだろう。
格差社会、家が豊かでないとオリンピック選手も育たないということか。
左利きの選手が試合に有利だと、左利きに育てられた子供の例もあった。
小さい頃から親の夢を背負って一流に育った子供の素直さには感心する。
一方では、親の夢を重荷に感じて反抗し、別の途を歩んだた子供もいるだろう。
なんにせよ、スポーツ選手の育て方のイメージが変わった五輪放送だった。
(2016.08.17)