2017-05-29
1057) 散髪
昨日の日曜日、散髪に行った。
折尾にあるいつもの『1080円』床屋だ。
髪を切ってもらいながら
眼の前の大きな鏡に映る自分の顔をつくづく眺めた。
いやでも目に付くのは額が禿げあがってきたことだ。
髪が後退した後の額にはシワがないからよく分かる。
髪は抜けて生えず、少なくなる一方なのに
必要のない邪魔で余計な毛はとても成長が早い。
目立つのが眉毛で、すぐに村山元総理みたいな長い眉毛になる。
鼻毛もよく伸びて、油断すると鼻の穴からちょろちょろ顔を出す。
耳の穴にも毛が生えて、ぐんぐん成長する。
どれもこれも齢をとってからよく伸びるようになった。
役に立たない我々老人がいつまでも元気でいるのも
眉毛や鼻毛や耳毛みたいなものかもしれない。
せめて嫌われないように、目立たず、謙虚に生きてゆかなくっちゃ・・・
というようなことを、床屋の鏡を眺めながら考えた。
(2017.05.29)