2017-09-06
1099) 縫い針
毎朝夕、通勤に北九州市営バスを利用している。
最近、車内放送と車内掲示である注意が繰り返されている。
内容を暗記している訳ではないが、まとめてみると
①最近座席に縫い針が仕込まれている事案が発生した
②バス側としては毎日始業前に点検をしているが
③乗客の皆さんにも注意してもらいたい
④そして縫い針を発見したら乗務員に届けてもらいたい
⑤迷惑をかけて申し訳ない
といった内容である。
つい犯人の行動を想像してみたくなる。
縫い針は家庭から持参したのだろうか、わざわざ買ったのだろうか。
人目を気にし、どきどきしながらシートの中にそっと縫い針を仕込む。
見られていなかったかキョロキョロしながらバスを降りる。
しかし犯人はどういう意図でそんなことをしたのだろうか。
犯人に物質的なあるいは金銭的なプラスは何もない。
針が刺さって困った人の顔を見たいといういたずらなのだろうか。
しかしその現場を必ず見ることができるわけじゃない。
それとも市営バスに何か恨みを持つ人の仕業なのだろうか。
世の中、単純な脳味噌では理解できないことが多いものだ。
(2017.09.06)