2023-06-14
1282)老人仲間のあいさつ
「おはようございます」『おはようございます』「まだお勤めなのですか」『はい』「週に何回ですか」『毎日です』「ほー、それはいいですねー」『おかげさまで』。例外なく、羨ましそうな顔をされる。(その裏には「その年齢で雇ってくれる会社がよくありましたねー」という言葉が隠されているのだろうが・・・)
他人の言葉がどうであれ、何よりも私自身が、毎日出勤できる勤めがあることに心から感謝している。無精者の私にとって、勤めは心身の健康維持のための最大の武器になっている。
家から会社まで、バスと電車を乗り継いで片道1時間10分、もちろん、途中の歩行があるし、昼食やその他ちょこちょことした外出も加えると、胸の万歩計は一日だいたい7000歩をきざむ。
一方で休日に在宅している時の万歩計は2000~3000歩程度。玄関から一歩も出ずに、万歩計ゼロの日も少なくない。これが毎日のことだったら、運動不足でどこかに不具合がおこるだろう。
呆け始めた脳味噌にとっても会社は最高の刺激剤だ。会社では毎日何かの課題が発生する。会議や打合せもある。パソコンに向かったり電話したり、しょっちゅう刺激がある。社員同士で会話するのも刺激になる。
それに比べるに、土日が連続して毎日在宅している姿を想像してみる。無精者の私には、朝から晩までテレビの前に座っている姿しか浮かんでこない。使わない脳味噌はすぐにいかれてしまうだろうと思う。
だから・・・一日でも長く勤められるように、受け入れて貰えるように努力しよう。みんなに嫌われないようにしよう。少しでも会社のために役立つように努めよう。そして病気をしないようにしよう。
(2023/06/14)