2023-07-06
1294)独り暮らしの食生活
妻が施設に入り、独りで生活するようになってもその習慣は変わらない。妻の手料理が宅配夕食に変わっただけのことである。
宅配夕食について簡単に触れておく。不自由な生活ぶりを見かねたのだろうか、町内の福祉支援員から「料理するのが面倒だったら、こんなものもありますよ」と生活協同組合のパンフレットをもらったのが最初の出会いだった。始めは試食のつもりで配達を頼んでからもう3年余り利用したことになる。便利なものに一度出会うと離れることは難しい。帰宅して、弁当箱のままレンジに入れ、3分間チンするだけでもう食事が出来る。無精者にはもってこいだ。料理の中身も日々変わって飽きることもない。
ただ、食欲旺盛な私は、弁当だけでは何やらもの足りなくて、1~2品、手間いらずの簡単な副食を付け足している。例えば、自称カルパッチョ(スーパーで買ってきたカット野菜とお刺身を混ぜてドレッシングをかけただけ)、冷凍の魚料理(通販、三陸おのや製)の湯煎、コンビニで買って帰ったハンバーグやおかず類のチン、湯豆腐、トマト、チーズ等々。
これらをおつまみに、缶ビール1本と赤ワインを3日に1本(勢いに乗って2日で空けてしまうことも少なくない)を飲む。テレビを見ながらのこの1時間は、私にとっては至福のひと時である。
ところで昨夜の献立は以下のとおりだった。
(宅配夕食:献立表から)豚しゃぶの梅ソース添え、酢ごぼう、里芋とさつま揚げの煮物、わかめと玉ねぎの韓国風炒め、茄子の胡麻煮、ほうれん草の練りくるみ和え
(独自の添え物)ひらめの自称カルパッチョ、揚子江のぶたまん1個
(2023/07/06)