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てげてげブログ
2023-09-19

1339)義姉の葬儀で郷里に帰る

 金曜日夕刻、近くに住む妹から電話があった。今朝、義姉が亡くなったという連絡だ。享年90歳。お通夜が明日(土曜日)、葬儀が明後日、郷里の鹿児島・内之浦で執り行われるという。父親を早くに亡くしたこともあり、私も妹も、父親代わりの兄とともに生前とてもお世話になった義姉である。


 郷里内之浦は鹿児島のど田舎で、公共の交通機関がない。鹿児島市までは新幹線ですぐだが、その先が遠い。昔はバスも通っていたのだが、バスが廃止された今は交通機関がない。ウン万円をかけてタクシーを雇うか、レンタカーを借りるのが一般的だが、運転免許証を返上した私には免許証もない。


 幸いにも、義弟(妹の夫)が運転を引き受けてくれて、私も便乗させてもらうことになった。土曜日の正午に出発し、高速道路をすっとばして道中6時間、18時からのお通夜にぎりぎり間に合い、当夜は姪(故人の娘)の家に泊めてもらって、翌日13時からの葬儀に参列、葬儀後は火葬場まで遺体に付き添い、そのまま帰宅の途に就いた。自宅着が21時30分、運転手さんご苦労さんでした。


 葬儀場では色々と懐かしい人に出会った。出会ったと言っても、名乗り合わないと誰やら分からない人ばかりだ。長いこと郷里にもご無沙汰しているという何よりの証拠である。兄と弟に続き、この度は義姉が亡くなって、郷里がいよいよ遠のくことになるのだろう。加齢とともに故郷は遠ざかる・・・と実感した。

                (2023/09/19)

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