見覚えのある封筒で、新型コロナウィルスワクチン接種券がまた送られてきた。今度で7回目である。これまでの6回は何の迷いもなく接種会場に出掛けた。今回、7回目ともなると「またか！」という気持ちが先にたった。ワクチンが際限もなく続きそうな気がする。

　接種したものかどうか、迷っている。効果があるかどうかも判然としないし、もう止めてもいいのじゃないか、とも思う。反対に、これまで欠かさず接種してきたのだし、特別に弊害がないならついでに今回も、とも思う。

　接種券到着以来数日、どちらとも決めきれずにいたが、心の中では接種賛成派がだんだん有力になってきた。賛成派の主張はあらかた次のようなものである。

　〇年末までの特別措置で、接種料が無料であること。（テレビが報道していた）

　〇副反応は、これまで6回の接種ではたいしたことがなかったこと。（接種した腕が、一晩だけ重だるかったくらいのものだった）

　〇今後もノーマスク派であり続けるために。（マスクの代わりにワクチンを心の拠り所にできる）

　〇新型コロナの感染はまだまだ続きそうだから。（いつになったら終わるのやら）

　先々、接種料が有料になった際にどうするかも問題になるが、それはその時点での感染状況等もふまえて、また別途考えるしかあるまい。

　　　　　　　　　　　　　　　（2023/9/20）