2023-11-14
1373)優良事業者と適正事業者
わが社の玄関(出入口)には『職業紹介優良事業者認定証』が掲げられている。優良事業者の認定制度は2014年から始まった厚生労働省の委託事業であり、日本人材紹介事業協会がその窓口になっている。制度の広報紙には『国が定める人材サービス会社の基準をクリアした証。求職者や求人者にとっては、信頼のものさしです。』とうたってある。
優良事業者の認定を得るまでには書類審査のうえに実地審査がある。そして認証委員会の認証を経て認定される。認定の有効期間は3年であり、3年ごとに審査を受けなければならない。我が社でもこれまで3年ごとに更新を重ねてきた。その実地審査が先日実施された。過去の審査では審査員2人が実際に来社され、現場で審査が行われたが、今回からはやり方が変わり、ズームを使ったオンライン審査になった。提出書類も紙ではなく、オンラインだった。何事もデジタルの時代である。
あわせて今年、わが社は新しく創設された認定制度『医療・介護・保育分野における適正な有料紹介事業者の認定』の取得にも挑戦した。優良事業者と似たような実地審査がこれとは別の日に実施された。
審査の様子をチラチラと横目で見ていたが、どちらの実地審査も順調に進んでいる様子だった。来年春には二つの認定証が玄関に並んで掲げられるものと確信している。
いずれのお墨付きも、お客様(求職者・求人者双方)の信頼獲得にとって有力な武器になるだろう。併せて従業員にとっても、人材紹介業務を行う上での自信の素になるだろうと思うのである。
(2023/11/14)