2024-01-09
1407)パーキンソン病(その後)
最初は腰痛や歩行困難に関して脊柱管狭窄症の診断を授けてくれた整形外科クリニックに行った。先生は私の疑問に対して「パーキンソン病の可能性が高いと思うが専門外なのでここでは診断が下せない。専門の医療機関に行ってください」と脳神経外科のクリニックを紹介してくれた。
脳神経外科では問診の他に、曲げたり捻ったり、片足立ちしたり、目を瞑って作業したり等の動作チェックを受け、MRIやMRAという映像検査や血液検査を経て院長から出された結論はパーキンソン病の初期ということだった。「心配することありませんよ」と繰り返し慰めてくれたが、慰められるとかえって心配になるものでもある。
最後にパーキンソン病のパンフレットを貰い、1週間分の飲み薬を処方され、1週間後にまた来院するようにという指示を受けてクリニックを出た。少しずつ薬の効果を確かめながら治療して行く方針のようだ。毎週通院ということになっても自宅からすぐのクリニックだし苦痛にはならない。とりあえずは1週間後の薬の効果を楽しみにしたいと思う。
パーキンソン病というのは難病指定がされるほど難しい病気ではあるらしい。しかしすぐに死に至る訳でもなく少しずつ徐々に進行する病気だという。余命短い老人にとっては残された寿命が3年か5年短くなるだけのこと、その間に死後の準備も出来ることだし、あまり怖ろしい病気でもないと言えるのじゃないか。
(2024/01/09)