2024-02-21
1435)笑いと健康
講演会といっても、その中味は落語である。講師は「林家 三平」師匠。テーマは「笑いと健康」。
師匠は開演時間きっかりに会場の後ろから姿を表し、観客に声を掛け、握手しながら賑やかに舞台に登壇、終始、元気なよくとおる声でしゃべり続け、サービス満点の講演会だった。
先日、テレビの人気番組「笑点」のメンバーを降りた(降ろされた)際には、芸道未熟が原因だとか、色々騒がれたので心配していたが、そんな噂もなんのその、元気一杯、笑いを振りまいていた。
今日になって話の中味を思い出そうとしてもほとんど出てこない。あれだけ笑ったのにすっかり忘れている。まあ、ストーリーがあったわけじゃなし、(見習→前座→二つ目→真打)という落語界の身分制度の話を皮切りに、自分の嫁さんやおふくろさんの話から、皇室の話まで、あっちに飛んだりこっちに来たりの話だったんだから、忘れても仕方ないだろう。三平師匠の元気な姿をおがんだだけで良しとしよう。
(2024/02/21)