身体のあちこちにガタが生じて、あと何年生きられるか分からなくなってきた。自分の身体の衰弱に合わせたように、あらかた40年経過する住まいのあちこちにもガタが出てきた。先日はこのところ滅多に入らない2階和室に入ったところ、天井板が落っこちているのに気が付いた。家屋のメンテナンス会社に頼んで修理しなければと思いながらも、日常の生活に支障がないのでほったらかしになっている。

　ガスコンロもこわれた。4つの焚口のうちの3つが使えなくなり、残る一つもチャッカマンの助けを借りて湯沸かしに使っている状態だ。もっぱら宅配夕食に頼った生活で、自分では料理をしないから何とか済んでいる。

　電子レンジも古くなっていつ壊れてもおかしくない状態だ。壊れると宅配夕食を温めることも出来なくなる。

　正月に長男夫婦が帰ってくるという。なんとか簡単な料理くらいは出来るようにしておこうと、近所の電気屋さんに頼んで見てもらった。結局、大袈裟なガスコンロ台は諦めた。代わりに新しく卓上用のIHコンロを購入し、電子レンジも新品に入れ替えることで落ち着いた。あと何年もは使わないであろう、しかも料理をしない私の生活スタイルにあわせた小さな改善となった。

　　　　　　　　　　　　　　　（2024/12/3）