2009-06-22
71)総会報告 2009.6.22
一昨年や昨年、大荒れの暴風大会に比べれば、無風とまでは言わないまでも、そよ風程度の大会で終わりました。わが九州支部もこの2年間で成長し、大人になってきたということでしょうか。前支部長の組織内融和に向けた懸命の努力が、少しずつ効果を表してきたのかもしれません。結果良ければ----です。何もかもいいように解釈したいと思います。
おかげで夜の会員交流会では美味しくお酒が飲めました。
これからは、新支部長、新しい執行部体制の下で、内向けの争いを卒業して、そのエネルギーを外部に向けて欲しいものです。一会員として今後の成長を外から支えていきたいと思います。
総会の会場となったハウステンボスのこと。これまでに子供達の小さい頃、そして近年では孫のリクエストに応えて、都合数回遊びに行きました。いつもお客がごった返していた記憶があります。今回は土曜日にもかかわらず、観光客はぱらぱら。園内のお店はシャッターの降りてる店の方が多いくらい。園内のあちこちで催されていたパレードや踊りや、寸劇や、水上ショーやといったイベントはほとんどなし。夜の花火ショーだけは続いていましたが、集まった観客数は昔に比べようもありませんでした。
300人近い従業員の解雇が近く実施されるとか、ホテルの一つが今月中に閉鎖されるとか、厳しい噂を耳にしながら、親しい仲間達と園内を早朝散歩しました。手入れが十分に行き届いていない芝生や植え込み、塗装がはげて錆の浮いた鉄材、施設全体がなんだか寂しげに見えました。あれだけの施設になると、メンテナンス費用も馬鹿にならないだろうなあ、という思いを強くしました。見る側のこちらの気持ちのせいでそう見えたのかもかもしれませんが-----。
もしも、ハウステンボスが観光で成り立ちいかなくなったら、あれだけの自然と施設、建物を生かしていく途はあるのでしょうか。荒れるに任せ、朽ち果てるのを待つという日が訪れませんように、祈りながら帰途につきました。