2010-03-24
149)河村市長 2010.3.24
市会議員が反対の理由を述べていた。曰く「定数削減は言論を封殺するものだ」。議員の数が多かったら自由にモノが言えて、少なかったら言えないというのか。そんなことはあるまい。75人であろうと38人であろうと、言論の自由に何の変化があるとも思えない。曰く「半減させる根拠が不明」。半減であれ30%であれ、そんな数字に理論的な根拠なんか求める方が無理じゃないのか。半減ということ自体が大きな意思であり、根拠ではないかと思う。ただただ自分達の飯の種を失いたくないがために、屁理屈をつけて反対しているに過ぎないのでは-----と思えてくる。
河村市長はこれでへこたれることなく、議案を通すための次の一手、署名活動による議会解散を考えているらしい。ここからいくら叫んだからといって、何の応援にもなりはしないが、「河村市長がんばれ~」と大いに声援を送りたい。
鳩山総理にお願いしたい。河村市長に倣って国会議員も定数半減していただきたい。お笑い芸人と一緒にテレビに出演して喜んでいる国会議員が大勢いる。どこやらの幹事長の一声で、政策の勉強も国会での活動もせず、地元に帰って次の選挙のための選挙活動に専念している1年生議員が100人以上もいる。世の中の無駄としか言いようがない。
政府は公務員数の削減を掲げている。それをやる気なら、最高位の公務員である国会議員自らがまずその数を減らすのがスジではないか。議員一人には年間1億円の費用がかかるという。何百億円という費用が削減出来る上に、余計な議員がいない分だけ、今よりよほど国会の効率が上がるのではないかと思うのだが-----。