最近はなんだか硬い話題が多くなってしまいました。尖閣諸島にしても北方領土にしても財政危機にしても、私がいくら声をはりあげたって、1ミリだって動かすことの出来ない問題です。持ち場持ち場の方々に頑張ってもらうしかありません。今日は一転、シロの近況に触れてみます。

　　愛猫シロのことは何回かここに登場させました。1992年9月4日生まれ。これは推定です。巧妙に我が家に住み込んでからすぐに出産しましたので、その時点で2歳と推定しました。9月4日は妻の誕生日に合わせたものです。
　　だから今は18歳を少し越したところです。猫の1年は人間の5年にあたるとか、いや6年だ、7年だと人によって言うことが違います。いずれにしても人間なら100歳前後の老猫です。

　　全身真っ白な毛並みはまだ美しさを保っています。食欲も旺盛です。朝はミャオ、ミャオと大きな声で餌をねだって私達を起こします。ただ身体が小さくなりました。6キロを超えていた肥満猫が、今は3キロちょっと、半分になりました。抱くと紙を抱いているような感じでいとおしくなります。

　　一日中、寝ている時間が多くなりました。あちらのソファーの上、こちらの座布団の上、特に新しいものや珍しいものの上は逃しません。床の上にうっかり服など置い日には、すぐシロの寝床になってしまいます。また家のあちこちにシロのためにおいてある紙箱の中もお気に入りの寝床です。箱の大きさや形に合わせて丸くなって寝ています。小さい箱には小さく、長い箱には長く、自分の身体を合わせます。

　　家の外に出ることはほとんどなくなりました。それでも日当たりのいいベランダは好きな場所で、時々日なたぼっこをしています。たまに裏庭に下りることもありますが、すぐに戻ってきます。
　　少しずつ活動範囲を縮めているシロですが、あとどれくらい生き抜いてくれるのでしょうか。（2010.11.04）