2011-05-23
294)69歳の誕生日
妻と二人、和食の店で誕生祝いをしてもらいました。孫たちからはバースデイカードや電話をもらいました。「これからも元気で頑張れ」というメッセージが込められていました。
69歳と言えば、言うまでもなく70歳のひとつ前。あと1年生きながらえると、杜甫が詩中に「人生七十古来稀なり」とうたった「古希」の年齢になります。
よく生きてきたなあ、というのが正直な感想です。働き盛りであるべき若い頃に、よく病気しました。入退院を繰り返しました。幼子を3人も抱えた妻が毎日見舞いにきてくれました。将来について、随分と不安を抱えながらのことだったでしょう。私自身も、この状態ではサラリーマン生活を続けてゆくことが出来ないだろうなあ、という不安をいだいていました。
それが、色々な病気と付き合いながら、各種の薬に助けられながら、いまだに生きています。しかも元気に生きています。ここ数年寝込んだ記憶がありません。
他に用事がない限りは、毎日休むことなく会社に出ています。朝はだいたい一番早く出社しますが、夕方は終業のベルと同時に退社するというのが、私の普通の勤務パターンです。
休日は産業カウンセラー協会の各種行事で埋まる日が多いのですが、これも真面目に務めています。特に4月から11月までは月に2回位のペースで「産業カウンセラー養成講座」での実技指導が入っており、これはかなりの負荷になります。しかもそのための打合せや事前勉強会や準備やに費やす時間も半端ではありません。
たまに空いた休日は、妻に付き合っての畑仕事です。耕運機をかけたり、畝をつくったり、雑草をぬいたり、肉体労働も気持ちのいいものです。ぼんやりと寝転んで過ごす休日というのはあまりありません。
というように、今は毎日を充実して生きています。神様そしてお医者様、今の元気を保ったままの状態で、もう少し生かしてください。そして元気を失ったら、長の患いを省略して、すぐにあの世に召してください。こんなのって勝手過ぎるお願いでしょうか。(2011.05.23)