2012-07-17
411) ベトナム旅日記ー3 (聞きかじり)
ガイドの発音がはっきりしないのに加えて、私の記憶があいまいだから、間違った記述があるかもしれない。また長い国土の北と南では、気候も風習も色々と違うらしいが、私の頭の中ではそれらがみんなチャンポンになっており、その辺もおかしなところがあるかもしれない。
(住宅)
ベトナムには地震がない。だから家はレンガを積み上げ、モルタルで仕上げたきゃしゃな造りの家が多い。北部地方は雷が多いからどの家にも避雷針がたっている。
土地は国有で土地にかかる税金が高い。このため細長い土地にヒョロヒョロとのっぽな家を建てる。狭い間口で奥行きの長い、3階建て、4階建て、5階建ての家が軒を連ねている。
1階は店舗とか車庫や台所、2階に夫婦の寝室、3階が子供の部屋、4階に仏壇というのが標準的な間取りである。泥棒が多いから窓は少ない。外壁はカラフルに塗った家が多い。
(外食)
朝食も夕食も外食する人が多い。6割くらいの人が外食するとも聞いた。
歩道には沢山の屋台がテーブルと椅子を並べている。街中には小さな食堂(レストラン)が軒を連ねている。ガラガラの食堂、賑わった食堂、色々だ。
店の中だけでなく、通路に張り出したテーブルを囲んで、家族連れや恋人同士と見受けられる人たちが談笑しながら食事をしている。覗いてみると、麺類を食べている人が多かった。
(店舗)
大きな店舗をあまり見かけなかった。
田舎はもちろんだが、ハノイやホーチミンといった都会でも、間口の狭い小さな店舗が軒を連ねている。社会主義国ベトナムにはスーパーマーケットのような大型店舗がないのかもしれない。
(お墓)
田んぼの中に、ぽつんぽつんとお墓がある。はじめは祖先を大事にする民族らしい、だから日常生活と繋がったところに葬るのだろうと思った。ガイドに聞いてみた。意外な答が返ってきた。
ベトナムでは土葬する。2メートルくらい穴を掘って埋めるのだが、臭いがする。このため人家から少し離れた田んぼの中に墓地をつくるのだとか。聞いてみないとわからない。(2012.07.17)