2018-05-09
1176) 社長退任に向けて
一昨日は顧問税理士の事務所に決算書類を届けた。
昨年度の業績は辛うじて赤字決算を避けられた程度だった。
最後だというのに、極めて不満足な結果に終わってしまった。
昨日は法務局に変更登記申請書の事前指導を受けに行った。
全部の書類を整えたところで来週もう一度法務局に出掛けるつもりだ。
司法書士をつかわずに自分で登記手続きをするのはかなり面倒だ。
管理部門では社長交代の挨拶状や名詞等、細かい準備も進めてくれている。
諸事、社長退任に向けた段取りは着々とすすんでいる。
2週間後、5月22日の株主総会でもっていよいよ社長を辞めることになる。
前の会社「安川ビジネススタッフ」の時代も含めると25年もの間、社長と呼ばれてきた。
やりがいのある25年間だったが、責任の重さを感じることも多かった。
この会社を設立し、その社長に専任してからの数年間は特に苦しかった。
会社設立後数年間、毎年赤字が続き、資本金を食いつぶす直前までいった。
いざとなれば家屋敷を売り払う覚悟を固めたところで会社は黒字に転化した。
その後、幸いにも黒字の基調を続けていられているのは有難いことだ。
社長退任後は「取締役相談役」という立場を与えてもらった。
暫くの間、会社には顔を出して後ろから会社の発展を見守りたいと思う。
ただし、新社長の邪魔だけは絶対にしてはならないと思っている。
(2018.05.09)