昨日は北海道で地震が発生したというニュースが流れていた。近頃、というか昔からかもしれないが、日本列島のあちこちで地震が発生している。避難、備蓄、転倒防止など、地震対策がいろいろ騒がれるているが、私自身は何ら備えをしていない。数年前、タンスと天井との間にスーパーから買ってきたつっかい棒をつけたのと、懐中電灯を買ったのが例外だ。

　北九州の地に住み着いてほぼ60年、この地には地震は来ないものと、私は思い込んでいる。科学的な根拠は何一つない、経験上の確信だ。一度だけ少し怖い思いをしたことがある。もう10年も経つだろうか、福岡沖の地震の時は北九州も震度3か4か知らないが相当揺れた。しかしモノが倒れるようなこともなかった。そんなこんなで、北九州には大きな地震は来ないものだと思い込んでいる。思い込もうとしている。

　台風も北九州には寄り付かない。通常の進路から外れているのではないか。

　大雨による洪水や高潮についても、我が家は高台にあるので心配ない。崖もないから崖崩れの心配もない。

　ともかく天災地変とは無縁だと思うことにしている。心配したら対策を講じなければならず、それは面倒だ。

　またこの年齢になって、万が一、天災地変で死んでもそれはそれでいいじゃないかとも思う。という訳でこの無精者は、テレビが繰り返し伝える他地域の災害情報をただ聞き流している。

　　　　　　　　　　　　　　　　（2023/06/12）