プロ野球ソフトバンクホークスの不振が続いている。首位オリックスとのゲーム差は14.5ゲームと広がるばかり。27日の敗戦でついに勝率5割を切った。翌日の新聞の見出しには「拙攻」「守乱」「投壊」と激しい言葉が躍っていた。優勝の望みは消えた。毎日かじりついていたテレビの実況放送も見る気がしなくなった。

　シーズン前、豊富な資金力をバックに、近藤選手ほかの有力選手を補強した。大部分の野球評論家は優勝候補の筆頭にソフトバンクをあげた。悠々とぶっちぎりで優勝するものと思い込んでいた。それだけに、期待を裏切ったチームへの落胆は大きい。何が原因でこんな成績になったのか？

　まだ3位なので、短期決戦のなんとかシリーズに進んで、下剋上で日本一になることも可能ではあるが、こんなていたらくではかなわぬ夢だろう。あーあ、今年のプロ野球への関心はすっかり薄れてしまった。

　　　　　　　　　　　　　　　（2023/08/29）